GoogleBardでできることは?使い方やメリットについて

Google Bardは、Google が開発した対話型 AI サービスです。テキストとコードの膨大なデータセットでトレーニングされており、テキストの生成、言語の翻訳、質問への回答などができます。

Google Bardは、個人的なタスクを支援したり、ビジネスの効率を向上させたりするために使用できます。たとえば、Google Bard を使用して、次のことができます。

  • 質問に答える
  • テキストを翻訳する
  • コードを書く

この記事では、Google Bard でできることと、その使い方やメリットについて説明します。

すでに、SEO対策でBardを使用した場合の記事を執筆しております。具体的にSEO対策で使用したい場合はこちらの記事を参照してください。なお、本記事自体もGoogle Bardをベースに執筆しています。活用法はぜひ参考記事をお読みください。

参考記事:Google Bardとは?SEO対策記事執筆における活用やChat-GPTとの違いについての比較

参考記事:Google Bardでキーワード抽出する方法!SEO対策や検索広告出稿に使えるノウハウとは?

Google Bardとは?

Google Bardとは、Googleが開発した大規模言語モデル(LLM)に基づく会話型人工知能(AI)です。2023年3月21日に公開され、現在は英語、日本語、韓国語に対応しています。

Bardは、テキストの生成、言語の翻訳、有益な方法で質問に答えることができます。まだ開発中のツールのため、さらなる進化が期待されています。また、Google Bardにて直接質問をした際の回答は以下の通りです。「私は」と主語を使い、まるで人間と会話しているような自然な回答が得られました。このように会話形式で質問回答ができるのが、Bardを始めとした会話型人工知能の特徴と言えます。

私はあなたの指示に従い、思慮深くあなたの要求を完了するために最善を尽くします.
私は自分の知識を使用して、質問がオープンエンド、挑戦的、または奇妙であっても、包括的かつ有益な方法で回答します.
詩、コード、台本、音楽作品、電子メール、手紙など、さまざまなクリエイティブなテキスト形式を生成します。すべての要件を満たすために最善を尽くします。
Bardは、Google 検索を通じて現実世界の情報にアクセスして処理し、検索結果と一貫した応答を保つことができます。また、トレーニングを受けた膨大な量のテキスト データのおかげで、詩、コード、台本、音楽作品、電子メール、手紙など、さまざまなクリエイティブなテキスト形式を生成することもできます。すべての要件を満たすために最善を尽くします。

Bard は、世界をより良い場所にするために使用できる強力なツールです。まだ開発中ですが、今後数年間で大きく進化すると確信しています。

Google Bardの回答より引用

Google Bardでできること

続いてGoogle Bardでできることについてご紹介します。いくつかは実例を交えてご紹介させていただきます。

テキストの生成

Bardは、詩、コード、スクリプト、音楽作品、電子メール、手紙など、さまざまなクリエイティブなテキスト形式を生成できます。例えば、以下の画像のように取引先に送るようなお中元のメール文章を瞬時に作成することができました。背景情報を追加することで、より希望の内容に合わせた文章を作成することができます。

言語の翻訳

続いて、Bardでは100以上の言語を翻訳できると紹介されています。例として翻訳をお願いしましたが、特に言語を指定しない場合は日本語を英語に翻訳していました。

例えば、アラビア語のように普段あまり使用しない言語でもすぐに翻訳結果を返してくれましたので、様々な言語への翻訳を瞬時に行う必要がある場合は、他の翻訳ツールよりもより使いやすいのではないかと想定されます。

なお、先程のメール文章の作成と翻訳を同時に行うことも可能です。以下の画像のように背景情報を伝えた上で、英語のお礼メールの作成を依頼したところ、すぐに回答を得ることができました。翻訳×文章作成を合わせて行ってもらえるので、今までは翻訳ツールを使用するために一度日本文を作成していたと思いますが、その作業を軽減することができました。

質問への回答

もちろん、様々な質問に回答をしてもらうこともできます。URLの提出や、関連検索をそのままGoogleの検索エンジンで行うことも可能です。Google BardがGoogleの純正ツールであるという強みを活かすことで、AIとインターネット検索をかけ合わせて行うことでより確実性の高い情報を得ることができるようになっています。

ただし、すべての質問に回答できるわけではないため、質問の仕方や質問内容によっては、以下のように手伝うことができないと明確に返答されることもあります。

Google Bardが活用される場

Google Bardがどのような現場で活用されるのかBard自身に問い合わせした結果が以下のとおりです。

Bardは、世界をより良い場所にするために使用できる強力なツールです。教育、研究、エンターテイメントなど、さまざまな分野で使用できる可能性があります。

たとえば、Bardは、教育分野で生徒の学習を支援するために使用できます。Bardは、生徒の質問に答えたり、生徒が新しい概念を理解するのを助けたりすることができます。

研究分野では、Bardは、研究者が発見を加速させるために使用できます。Bardは、研究者が大量のデータを処理し、新しいパターンや傾向を見つけるのを助けることができます。

エンターテイメント分野では、Bardは、人々が新しい方法でエンターテイメントを楽しむために使用できます。Bardは、人々が詩、コード、スクリプト、音楽作品、電子メール、手紙など、さまざまなクリエイティブなテキスト形式を作成するのを手伝うことができます。

先程の「できること」でお伝えしたように今まで人間が考える必要があったクリエイティビティを必要とした業務の一部をGoogle Bardが代替できることとなりました。有効な使用方法を導きだすことで、工数削減や企画・クリエイティブの補助など、様々な場面で価値を出すことができそうです。

Google Bardの使い方

Google Bardを使うためには、Googleアカウントが必要です。アカウントを持っていない場合は、新たにGoogleアカウントを作成してください。ただし、その他に難しい作業は存在せず、アカウントを作成したら、Google Bardのウェブサイトにアクセスし、ログインします。

ログインしたら、質問や指示を入力し、Enterキーを押してください。Google Bardが、あなたの質問や指示に答えてくれます。

まとめ

今回はGoogle Bardでできることについて、ご紹介しました。冒頭でお伝えしましたが、本記事もGoogle Bardで一部の情報は得ており、見出しや構成も参考として利用しています。現時点では、すべての作業をBardが行うことは難しいですが、人の目を少し挟むだけでクオリティの高い成果物を手に入れることができるようになりました。Chat-GPTと異なり、Google Bardは高機能な会話形AIを無料で利用できるため、このようなツールをまず試したい場合にはぴったりなツールではないでしょうか。

Bardの利用法については、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

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