アプリ計測ツールAppsflyerとは?できることや料金プランについて

今回はアプリ事業者がアプリリリース時に導入を検討するであろうアプリ計測ツールAppsflyerについて、できることや料金をご紹介させていただきます。Appsflyerの導入時には注意点や有料・無料プランなどがございますので、そのご説明や補足も行わせていただきます。Appsflyerはアプリリリース前に導入検討をすべきツールです。詳細は以下の参考記事もご確認ください。

Appsflyerとは

Appsflyerはイスラエルの企業がサービスを展開するアトリビューション計測ツールです。この記事内ではアプリ計測ツールとも記載しておりますが、一般的にアプリユーザーのインストール計測をするツールをアトリビューション計測ツールと呼びます。現在日本ではAppsflyerかAdjustを導入するアプリがほとんどのため、どちらかのサービスを選択する事が多いかと思われます。

Appsflyerはアプリインストールの計測の他にも、インストールしたユーザーのアプリ内での行動(エンゲージメント)の計測も行うことが可能です。また、インストール計測時に、単にインストールしたかを計測するだけではなく、どの経路でインストールしたかが分かるため、広告媒体やキャンペーン別、SNSアカウントや投稿別などで計測することが可能です。

HPより

Appsflyerのできることやポイント

Appsflyerにはいくつかの特徴やポイントがあるのでそちらについてご紹介いたします。

複数の流入経路や条件を加味した計測

Appsflyerではインストール計測以外にも様々な計測が用意されています。いくつか例をご説明いたします。

リッチアプリ内イベントを無制限に計測

インストールの計測以外にも様々なアプリ内の行動(イベント)で計測設定をすることでコンバージョンとして計測をすることが可能です。具体的な事例をいくつかご紹介するとアプリ内の購入、カートへの追加、特定ページへの到達、会員登録などがございます。その他にも計測条件が多数用意されています。計測条件についてはAppsflyerでも例を用意しており、こちらのページから確認してみてください。

ウェブからアプリへの計測

他のアプリでは計測が難しいこともあるウェブからアプリへの計測も可能です。例えば、広告配信をアプリへのインストールではなく、LPへと行い、LPからウェブのコンバージョンとアプリのインストール両方ともを狙う場合などに、どのLP、どの媒体からの計測かも正確に把握することが可能です。

計測スイート

豊富な機能をもつ分析ダッシュボード

AppsflyerはAdjustなどと比較しても、計測内容の確認や分析をするためのダッシュボードが分かりやすく、使いやすい作りになっているように思います。カスタムダッシュボードの作成や、テーブルで分析を容易に行うこともできるので、そういった点でもAppsflyerは利用をおすすめできるツールです。

カスタマー体験とディープリンク

Appsflyerの機能として非常に優秀なのが、ディープリンクの機能です。オウンドメディアやLP、SNSの投稿、メールマガジン、QRコードなど、各種リンクからアプリのインストール状況によって遷移先を自動で変更することが可能となります。そのため、ユーザーのインストール状況を加味する必要なく、柔軟なユーザー向け施策を実施することが可能です。

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AppsflyerのATTへの対応

iOSでは、昨今のプライバシー保護規制への対応を強めており、iOS14以降のバージョンでAppTrackingTransparency(ATT)を導入しました。ATTでは、Webとアプリでの横断的なプロモーションにおいて、ユーザー端末情報や個人情報をユーザーの同意無しで取得を制限する規制です。AppsflyerではこちらのATTに対応したSKAdNetworkを活用し、計測を変わらず行う対応をしています。計測に際してはGoogleやFacebookなどの媒体との連携が必要ですが、アトリビューション計測のリーディングカンパニーとして率先した対応をおこなっています。

Appsflyerの仕組みでは導入時にSDKの開発が必要

Appsflyerの導入時には指定されたSDKの開発が必要となり、個別でイベント計測などを行う場合は計測内容ごとに個別の計測設定が必要となります。なお、SDKの開発をすることで、フェイスブック広告やグーグル広告の計測に必要な作業をAppsflyerのSDK開発で代行することができるなど、本来広告配信などで必要であった作業を省略することが可能ですので、必要な作業を整理する必要がございますのでご注意ください。

弊社GLASSでは開発に際して必要な作業を整理してお伝えすることも可能ですので、マーケティング部門と開発部門との橋渡しの作業を担わせていただくこともできます。

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Appsflyerの料金費用と有料プランについて

Appsflyerには無料プラン(Zero)と有料プラン(Growth/Enterprise)がありますが、多くのアプリで選択するのはGrowthかと思われます。無料で導入が可能となりますので、まずは導入を行い、有料プランについてはお問い合わせから詳細を聞くことをおすすめします。お問い合わせ時期などによってディスカウントのキャンペーンをやっているときもあるため、キャンペーンなどの詳細も聞いてみると良いでしょう。基本的にインストールに紐づく従量課金制なので、流入経路によってAppsflyerを使用しないという選択も可能です。Firebaseなど、その他のツールと併用することもご検討ください。

参考記事:アプリ内分析ツールGoogle Analytics for Firebaseの導入方法と有料・無料プランについて

料金プラン

まとめ

今回はAppsflyerの機能やプランについてご紹介しました。GLASSではAppsflyerを用いたマーケティングの支援を行っており、Appsflyerの使用方法や導入に際してのご相談についてもお答えしております。導入について不明点があれば無料で対応しておりますので、まずはお気軽にGLASSまでお問い合わせください。

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