【2022年最新!】現役ウェブマーケターが効率的にウェブ解析士資格を取得する方法とは?

ウェブマーケティングに取り組む方は皆さん、ウェブ解析士の資格についてお聞きになったことはあるのではないでしょうか。前回の記事ではウェブ解析士の資格について、ウェブマーケターが取得するメリットは有るのかについてご紹介しました。今回はウェブ解析士の資格を取得する決断をしたウェブマーケターに向けて、未経験の方よりもウェブマーケターだからこそ効率的に資格取得が可能となる方法について、私自身の経験を踏まえてお伝えします。

参考記事:ウェブ解析士の資格取得をおすすめする人は?取得の意味はある?~2022年に合格したウェブマーケターが考える~

ウェブ解析士合格のためのフロー

ウェブ解析士合格のためのフローについては、公式サイトにて以下の通り案内されております。

  1. 公式テキストを購入して予習する
  2. ウェブ解析士認定講座を受講する(任意)
  3. ウェブ解析士認定試験を受験する
  4. 3の試験合格後、2週間以内に認定レポートを作成して提出する

認定試験受験前のポイントについて

このセクションでは、上記のフローについて私自身の経験からいくつかのポイントをお伝えさせていただきます。

公式テキストの購入は必要か

こちらについては、費用を抑えたい人にとってはテキストを購入せずに合格は可能ですが、基本的には必要に思います。

公式テキストには、出題範囲や出題内容が網羅して記載されており、試験内容を理解するうえで最も効率的かつ重要となりますので、購入をおすすめします。なお、購入費用は4,400円です。

ただし、購入は受験において必須ではないとのことです。公式サイトには、認定講座の受講が任意と記載されている一方で、公式テキストの購入は任意と記載されておりません。そのため、必須に思う方もいらっしゃると思いますが、以下の通り、公式サイトにも必須ではないと案内がございますので、注意してください。

Q.ウェブマーケティングは一般書籍で学んだので公式テキストは持っていませんが、受講や受験は可能ですか?

A.受講・受験は可能ですが、下記について、あらかじめご了承ください。

認定講座と試験は公式テキストの内容に沿って行われるため、必ず公式テキストで予習をしてから受講・受験してください。

公式テキストは一般書店のほか、ウェブ解析士協会の公式通販サイトまたはAmazonにて取り扱っております。

試験には公式テキストの持ち込みも可能です。

ウェブ解析士協会

ウェブ解析士認定講座の受講は必要か

こちらは明確に必要ではないと考えております。私自身、受講はしておりませんが、こちらを受講される方はウェブマーケティングに関してほとんど知識経験がなく、テキストの内容を網羅的に理解する必要がある方のように思います。受講費用としても11,000円と受験費用の半額以上ですので、公式テキストなどを用いた独学の学習でも問題ないのではないでしょうか。

再試験にも費用が発生する

万が一、試験に不合格となり再試験を受講する場合、12,100円(初回受験費用17,600円)が費用として発生します。そのため、必ず合格できるように気を引き締めて受験しましょう。

ウェブ解析士一発合格のための受験勉強の方法について

ウェブ解析士協会の公式サイトに寄ると、ウェブ業界経験者の勉強期間は1か月~1か月半(学習時間:15〜30時間)とのことです。私自身が実際の受験勉強に当てた学習時間は6~8時間ほどだったかと思います。以下に、私の学習方法を記載させていただきます。

  1. 公式テキストおよび問題集を合わせて購入
  2. 1時間ほどで公式テキストを流し見し、自分が苦手と思われるセクションを特定
  3. 問題集を実際の公式試験同様の時間内で解き、採点
  4. 不正解だった箇所を復習し、公式テキストで関連する内容を読み込む
  5. 3と4を問題集の回数分繰り返す
  6. 2と5の作業で苦手なセクションが特定されるので受験直前まで復習する

公式問題集も購入するため、多少の追加費用が発生しますが、ウェブ解析士の試験問題の傾向を掴むために、公式テキスト以上に必要に思います。※公式テキストを購入せず、問題集のみ購入することもアリではないでしょうか

なお、私の意見ではありますが、具体的にウェブマーケターが苦手とするであろう領域は「環境分析とマーケティング解析」「デジタル化戦略と計画立案」などではないかと想定されますのでテキストや問題集での取り組み時に参考にしてください。一方で公式テキストの後半部についてはウェブマーケティングの実務にまつわる内容が増えますので、取り組みやすい内容となっているかと思います。

また、確実に点数が見込めるものとしては、CTRやCPAなどの指標やビジネスフレームワークなどの用語ですので、必ず抑えるようにしてください。

受験中にテキストの読み直しは可能

上記の方法で苦手分野の学習が完了しましたら、いよいよ受験をしましょう。受験の際にもっとも重要な点は、公式テキストと電卓の持ち込みが許されている点です。ただし、問題ひとつひとつでテキストの内容を確認している時間はございません。受験問題は60分60問、4択問題ですので、1問あたり1分の制限時間となります。

私の体感としては、解答可能な問題は1問20秒ほどで回答したうえで、公式テキストで調べることができるのは10~20問ほどと思いました。残りの時間を公式テキストを出題内容のキーワードから検索し、解答を導き出すようにしましょう。

わからない問題は解答をスキップすることも可能ですので、柔軟に解答を進めていきましょう。

まとめ

ウェブ解析士の合格点は7割以上と言われております。60問の設問数ですので、おおよそ45問以上は正解するように目指しましょう。今回はウェブ解析士の資格取得とその後の利用に重きをおいておりますので、あくまで合格に向けての対策をご紹介しました。受験合格後に、レポート提出もございますが、現役のウェブマーケターでしたら提出は問題ないかと存じます。

ウェブ解析士に合格し、さらにご自身のキャリアアップを実現しましょう!

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