GA4データをBigQueryにリンクするとデータが対象プロジェクト内のプロパティ専用のデータセットとして作成されます。
ここで設定が完了すると、およそ翌日のお昼から夕方頃に以下のようにBigQueryのデータセットが新規作成され、「events_年月日」というような日付分割テーブルが作成されます。
そのテーブルの一番最初に”event_date”がSTRING型で作成されています。
event_date はプレビューで見ると年月日が”202220926″のような形で、date型ではなく STRING型で記録されています。これで日付ごとのデータを自由に集計できる状況になるのですが、この日付はどのタイムゾーン設定になっているのかを確認することは、数値のズレに直結するため非常に重要です。
結論、自分で設定が可能でGAの管理画面では
プロパティ > プロパティ設定 > レポートのタイムゾーン
で設定可能です。
ここで設定したタイムゾーンがGA4のBigQuery データにおける “event_date” になります。
できればプロパティ作成時に、プロパティ設定でしっかり日本時間に設定しておくようにしましょう。
株式会社 GLASS代表。広告からSEOなどあらゆるデジタルマーケティングに精通するデータアナリスト。徹底的に現場に根付いた、スピーディーでシンプルなデータ分析環境の構築と施策推進を得意とする。
<経歴>
株式会社マイネットでモバイルCRMサービス(後にYahoo! JAPANに売却)のマーケティング部長、モバイルアプリ事業を立ち上げ。Googleで広告代理店営業マネージャーとして国内50社以上の広告代理店のコンサルティング。通信テクノロジー業界シニアアカウントマネージャーとして大手企業向けのマーケティング支援に関わる。