AbemaTV広告(ABEMA-Ads)とは?出稿方法や配信方法についてご紹介

昨年11月に開催されたサッカーワールドカップや、今年3月に開催されたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)などの大型イベントの放送などで注目されたAbemaTVですが、放送コンテンツの拡充とともに広告配信のお問い合わせも増加しております。今回はAbemaTV広告(ABEMA-Ads)の出稿方法や配信方法について2023年3月現在の最新情報をお伝えします。

また、AbemaTV広告を始めとしたVOD広告のまとめ記事もご用意しています。合わせてご覧ください。

参考記事:ビデオ・オン・デマンド(VOD)広告とは?ネットフリックス広告やAbemaTV広告などの出稿料金や方法を解説

AbemaTVとは

AbemaTVはサイバーエージェント社とテレビ朝⽇社が共同出資した株式会社AbemaTVが運営するインターネットTVプラットフォーム、ビデオオンデマンドサービスです。「100%プロコンテンツ」を掲げ、前述の通りテレビ局の強みを活かした高品質なコンテンツを配信していることが特徴です。

国内唯⼀の 24 時間編成のニュース専⾨チャンネルをはじめ、オリジナルのドラマや恋愛番組、アニメ、スポーツなど、多彩なジャンルの約 20 チャンネルを 24 時間 365 ⽇放送しています。

直近では、サッカーワールドカップやWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の練習試合を放映するなど、着々と大型コンテンツの放映も増やしており、視聴者数が増加しております。

また、昨今増えているコネクテッドTV(CTV)での広告在庫は3割強にまで拡大しており、TV広告と遜色ない配信が実現できているとのことです。

ABEMA-Ads_Mediaguide

AbemaTV広告(ABEMA-Ads)のユーザー層

18-34才までのユーザー層が半数以上を占めており、特に格闘・スポーツコンテンツが充実しているため、男性ユーザーの数が多い傾向にあります。また、⽇本の⼥⼦⾼⽣のおよそ”2.0⼈に1⼈”が視聴する⼈気恋愛番組があることもあって、若年層女性のユーザーもコアな層として存在しています。

AbemaTV広告(ABEMA-Ads)の概要

AbemaTV広告(ABEMA-Ads)のプランは大きく以下の3つに分かれております。それぞれについて簡単にご説明します。

ABEMA Premium Ads -予約型配信-

まずは、予約型で配信をするプレミアムCMの広告です。この配信方法は特に、決まった期間に配信を行い、強力な認知効果を得たい広告主様に向いています。前述したユーザー層とマッチしている商材ですと、特に配信の相性が良いかと存じます。

代表的な配信方法としては、Home Sponsoredなどがあり、AbemaTV内での認知を拡大する上で非常に有効な配信面です。

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ABEMA Programmatic Ads -CPM課⾦型配信-

目的やターゲットに合わせて配信をカスタマイズできる配信手法です。多くの広告主のお客様はこちらの配信手法で配信を行われることが多いかと存じます。前述の予約型配信と比べてCPM配信となるため、配信金額や配信先をより柔軟に選択することが可能です。

オーディエンスマッチでは、以下の図の通り、年齢性別や配信エリア、テレビ視聴頻度などを元にして最適な配信を設定できます。また、テレビCM配信と連動し、国内テレビメーカーログを保有するSMN「TVBridge」との連携により、テレビCMの視聴状況に応じたリーチ最適化配信も行うことが可能です。

続いて、プログラムマッチ配信では、ユーザーの実購買データを含む消費⾏動データ及び、意識データを元に関連度の⾼い番組に幅広く配信するなど、独自のプランを用意しています。

その他、コネクテッドTVと連携したセグメント配信やTVCMと連動した配信を提供するなど、よりTV視聴者に訴求するような広告面があるのが特徴です。

ABEMA Contents Sponsored -企画-

最後に、AbemaTVと連動した企画コンテンツをもとに、認知を広げる施策をご紹介します。こちらは、「ABEMA」のオリジナル⼈気番組と連動させた広告企画で、固定ファンがいる番組との連動施策が可能です。通常の広告配信よりも更に認知からユーザーへの行動の促しまでコンテンツ全体を通して訴求することができるようになっています。

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AbemaTV広告(ABEMA-Ads)のポイント

AbemaTV広告のポイントはスポーツや格闘技、恋愛バラエティに特化したコンテンツとそれに伴うユーザー層の趣味嗜好が特定のセグメントに偏っていることではないかと考えます。TV視聴者層が高年齢化していると言われておりますが、若年層やインターネット動画配信のみを視聴している層に効果的にアプローチできる広告配信面ではないかと思います。

AbemaTV広告(ABEMA-Ads)出稿での注意点や補足

最後に、AbemaTV広告で配信する際の注意点をお伝えします。

AbemaTV広告は広告代理店を経由して出稿

AbemaTV広告は、広告主が直接広告配信をすることができません。そのため、弊社を含めた代理店に発注し、広告出稿をすることをおすすめします。なお、どの代理店に出稿依頼をした場合でも、基本的には配信手数料は一律となります。不安な場合は複数の代理店に見積りを取ることをおすすめします。

運用型広告と異なり配信セグメントや期間を柔軟に設定できない

予約型広告やCPM課金型の広告を提供しているため、運用型広告(例としてYoutubeやInstagramなど)のように、配信途中で配信先のセグメント変更や期間変更を柔軟に行うことが難しいです。また、予約型広告の場合は、一度お支払いいただいた広告費の払い戻しを中途で行うこともできませんのでご注意ください。

ブランドリフト調査が可能

ブランドリフト調査を一定の金額をお支払いいただくことで実施可能です。配信による商材のブランドリフト結果を知ることができ、配信結果の振り返りに活用いただけます。

タグ設置によるサイト送客やコンバージョンの計測が可能

AbemaTV広告は独自のタグを用意しているため、タグをウェブサイト内に設定することでウェブサイト送客やコンバージョンの計測が可能となります。設定に際しての不明点はウェブサイトの開発チームと連携しましょう。

まとめ

AbemaTV広告は最近利用者が増えたことで注目度が増している広告です。これからもインターネットTVプラットフォームは拡大が見込めるため、早期に広告配信の検討を開始することをおすすめします。なお、AbemaTV広告を始めとしたVOD広告のまとめ記事もご用意しています。合わせてご覧ください。

参考記事:ビデオ・オン・デマンド(VOD)広告とは?ネットフリックス広告やAbemaTV広告などの出稿料金や方法を解説

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