【ASO対策】アプリのCVR(インストール率)を高める対策方法と重要点

今回の記事では、アプリ運用を行う上で重要となるCVR(インストール率)を向上させるためのASO施策についてご紹介いたします。CVRが向上することで、広告やPR施策の効果をより効率的に得ることが可能となります。

アプリのCVRの定義について

今回ご紹介するCVRの定義は、以下の通り定めました。広告やプラットフォーム内検索からストアページを訪れたユーザーのうち、インストールしたユーザーの割合です。

CVR(%)=インストールした人数/アプリストアの訪問者数

アプリのCVR対策方法の種類

CVR対策方法は以下の通りです。それぞれについてご紹介します。

  • アプリのアイコンやスクリーンショットを変更する
  • 説明文やタイトルを変更する
  • レビュー評価を引き上げる

アプリのアイコンやスクリーンショットを変更する

アプリのアイコンやスクリーンショットを変更することでCVRを向上させることができます。2022年5月現在、Android,iOSともにABテストの機能が実装されており、クリエイティブを変更してCVRが高いスクリーンショットのテストが可能です。詳細はこちらの記事をご確認ください。

参照:【ASO対策】Google PlayでのABテスト方法とおすすめの対策

説明文やタイトルを変更する

上記同様に、説明文やタイトルなどのテキストを変更することでもCVRを向上させることが可能です。詳細については上記のリンクをご確認ください。

レビュー評価を引き上げる

レビュー評価を引き上げることで、良質なアプリと認められ、インストールを行うユーザーの数が増えることが想定されます。アプリの価値を高めるためにユーザーのニーズに合わせて改善をすることももちろん重要ですが、レビューに返信をすることでレビューをしたユーザーに通知され、低評価のレビューを変更してくださるケースが存在します。積極的に返信をしていきましょう。

iOSはカスタムプロダクトページを活用してCVR対策を

前段でCVR対策に有効な対策方法についてご紹介しましたが、iOSではカスタムプロダクトページという新たな機能が登場しており、こちらを活用することでCVR対策を有効に進めることが可能です。

CVR対策はユーザーのニーズに沿った経路別のクリエイティブやテキストを用意する

アプリをインストールするユーザーは様々な経路からアプリストアのインストール画面にたどり着きます。そのため、そのユーザーのニーズに合わせたクリエイティブやテキストを用意することが重要です。主なインストール経路としては以下のようなものが考えられます。

  • アプリ広告
  • プラットフォーム検索
  • 他アプリから
  • SNSやメールなどのツールから

アプリ広告の中でも、検索広告やSNS広告、動画広告なのかによって、ユーザーのインストールの目的や意欲が異なります。例えば、検索広告が経路として多い場合は、検索語句の内容に合わせたクリエイティブを用意する、CTRが高い動画広告のクリエイティブと似たスクリーンショットを用意するなどの対策が考えられます。

iOS15からカスタムプロダクトページがリリースされ経路別にクリエイティブを変更可能に

上記のような経路別の対策には、カスタムプロダクトページという機能が有効です。こちらの機能では、経路別にアプリストアのクリエイティブを変更することが可能です。

なお、Google Playでも「ストアのカスタム掲載情報」という機能を使用し、URL別で個別のストア画面を設定することが可能です。

まとめ

アプリのCVR対策にはユーザーに合わせたクリエイティブや文章の変更、アプリストア内のレビュー対策等、入念なメンテナンスが必要となります。ASO対策に注力することが難しい場合でお、CVRの対策で、広告等の成果を大きく改善できる可能性がございますので、ぜひご検討ください。

カテゴリー: ASO / 基礎知識
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