Google広告アカウントのアクセス権限を付与する対象には2種類のGoogleアカウントが存在します。
1つは通常のGoogleアカウント、もう1つはMCCアカウントです。
※Google広告アカウントの作成方法はコチラ。
本記事では2種類のGoogleアカウントにGoogle広告アカウントのアクセス権限を付与する方法をご紹介いたします。
別のユーザーにアクセス権限を付与する
新たなユーザーに対してアクセス権限を付与する場合は、Google広告アカウントからユーザー(Googleアカウント)に対して招待を送る必要があります。
権限を付与するために必要なGoogleアカウント
★対象のGoogle広告アカウントの管理者権限を持つGoogleアカウント
★対象のGoogle広告アカウントに紐づくMCCアカウントに管理者権限を持つGoogleアカウント
★通常のGoogleアカウント
権限付与の手順
①前述したGoogleアカウントでGoogle広告アカウントにログインします。
②「ツールと設定」から「設定」の③「アクセスとセキュリティ」をクリック。

④「+」をクリック。

⑤招待するメールアドレスを入力し、⑥アクセス権限のレベルを選択して、⑦「招待状を送信」をクリック。
以上の手順を完了すると、招待したメールアドレス宛にGoogle広告アカウントへの招待メールが届くので、メールの案内に沿って進める。

■招待するメールアドレスはGoogleアカウントを取得している必要があります。
※取得方法はコチラ。
■追加するメールアドレスのドメインがセキュリティで許可されていないと、招待ができない場合があります。
その場合は、下記の手順に従って招待するメールアドレスのドメインを「セキュリティ」タブから下記のように追加してください。
メールアドレスを招待できない場合のドメイン許可方法
ドメインが許可されていない場合、下記のようなエラーが出ます。

「セキュリティ」タブからドメインを追加して「保存」をクリック。

MCCアカウントにアクセス権限を付与する
MCCアカウントに対してアクセス権限を付与する場合は、MCCアカウントからGoogle広告アカウントに対して権限付与のリクエストを送ってもらう必要があります。
権限付与するために必要なGoogleアカウント
★対象のGoogle広告アカウントの管理者権限を持つGoogleアカウント
★対象のGoogle広告アカウントを所有しているMCCアカウントの管理者権限を持つGoogleアカウント
★対象のMCCアカウントの管理者権限を持つGoogleアカウント
権限付与の手順
MCCアカウント側の手順
①前述したGoogleアカウントでMCCアカウントにログインします。
②「アカウント」を選択し、③「+」をクリック。「既存のアカウントをリンク」を選択。

④「Google広告アカウントのお客様ID」を入力し、⑤「リクエストを送信」をクリック。

以上で権限付与のリクエストは完了です。
Google広告アカウント側の手順
①MCCアカウント側の操作完了後、前述したGoogleアカウントに紐づくメールアドレスに届くGoogleからのメールの中の「リクエストを承認」をクリック。(対象のGoogle広告アカウントのアクセスとセキュリティのページが開きます。)

②遷移したGoogle広告アカウントのページで「同意する」をクリックし、権限付与が完了。

まとめ
本記事では、Google広告アカウントの権限の付与の方法を2パターンご紹介いたしました。
付与するGoogleアカウントの種類や権限レベルによって、Google広告アカウント内で利用できる機能が異なりますので、それぞれ権限での機能を確認をした上で権限付与されることをオススメいたします。
GLASSではGoogle広告の運用代理も実施しておりますので、お気軽にご相談ください。

株式会社GLASS コンサルタント。2015年、アドデジタル株式会社に入社。WEB広告の営業、広告運用を兼任し、EC事業クライアントを中心とした幅広い業界の広告運用に携わる。タグマネジメント、データフィードマネジメントなど広告に関わる領域から、データ分析、CRMなどWEB広告だけではない幅広いWEBマーケティングの知識でクライアントの業績向上に貢献。プレイヤーとして現場に出つつ、営業・広告運用チームのリーダーを担当。2022年に株式会社GLASS入社。